사용법은 대략..
作業の前に、お米についてのレクチャーをインストラクターさんから受けます。田植えから3週間、稲は成長し、「分けつ」といって株が分かれるそうです。なるほど、実際に田んぼに行ってみると、背丈も1.5倍くらいになっているだけでなく田植えの時に3~5本植えたはずの苗が、増えています。このあと「分けつ」が終了したら一度田んぼの水を抜いて土の中のガスを抜き酸素を取り込む「中干し」がおこなわれるそうです。そして稲の健やかな成長に欠かせないのが、雑草を抜くという作業なのです。

雑草を抜くのは意外と重労働です。 畦から眺めていると、たいして雑草がないように見えますが 実際に田んぼに入ってみると、水面に隠れて細かな雑草がありました。 田んぼの底は足場が悪く、歩くだけでも疲れますが、 その上、腰をかがめ、一つひとつ抜いていくのはとてもつらい…。 そこで登場と相成ったのが「田押し車」。 除草剤が普及する50年くらい前までは、当たり前に使っていたとか。 金属製の歯車のような車輪が、稲と稲の間の部分を引っ掻きながら進みます。 みるみるうちに雑草がかき出されます。これはすごい! 大人はすいすいと軽く進みますが 子どもたちは「うーん、重いのでなかなか進まないよ」と若干苦戦気味でした。
ここに展示してあるものはすべて、昭和20年代から30年代にかけて、四浦で実際に使用されていたものです。中には現在も使われているものもありますが、その多くは、現在では機械にとってかわられ、使われることはありません。しかしながら、昔の農業の知恵や、当時の人々の工夫が感じられるものばかりです。どうぞごらんください。 |

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ブリコ ソバ、麦、稲穂をたたいて、殻を落とすのに使う道具 | |
カルイ・カリイ 背中に大きな荷物を背負うのに使う道具。山での作業によく利用されていた。焚き物やほた木を運んだ。 |

鞍(くら) 農作業で使う馬の背中につけられていた |
 皮むき 杉などの樹木の皮をはがすのに使われていた道具。 現在でも四浦の家庭で少なからず所有されている。
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馬鍬(まぐわ・まが・まんが) 昭和初期に使用。牛や馬に引かせて、水田の土を掻きならすのにつかった。畑では人に綱をかけて引っ張った。 |
鍬(くわ) 田打ちから、溝上げ、土かけ、うねつくり、あぜぬりなどに使われた。特に畑の天地返しの作業に使われていた。 |
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みの |
すげ笠(かさ) |
みのは、ススキや棕櫚(しゅろ)を編んで作った。他にもかややすげ、わらまどで編んであるのもある。
すげ笠は、すげの葉で編んで作った。竹の皮で編んだ笠は、四浦ではタカンバチとか、バッチョガサなどと呼ばれた。
主に、田植えなど農作業の時の雨具として使用された。昭和10年代ぐらいまで一般的に使用された。みのも笠も雨にぬれると、すぐにカビが生えて大変だったという体験談。
みのの厚さは2cmから5cm。 | |
  田打ち車・田押し車・田打ち 水田の草を取るのに使われた。稲が30センチほど伸びた時に使用。これを水田の中で推し進めることで、土をかき回し、草を取ると同時に、土に酸素を送り込むことができる。腰をかかめずに立ったままで、作業ができるので、仕事の効率があがった。
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 かます ワラを編んで作ったもの。米をいれる道具。
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うなぎめご 筒の中に、えさ(ミミズなど)を入れておき、川に沈めておくと、魚が中に入るという仕組み。川辺川ではうなぎ漁などによく使われた。今でも使われている。昭和20年ごろは200円ぐらいであったが、現在は2000円ぐらいする。
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箕(み)・手箕(てみ) 主に、臼ですった玄米と籾殻(もみがら)の混じったものを分けるのに使用。上下左右に箕を動かし、風で籾殻を飛ばして使う。今でも使われている。 |
はたおり機 農家では、農閑期など各家庭で使われていた。 |